こんにちは!こんだちゃんです!
ブログがかなり開いてしまいました。。息子の夜泣きが頻繁にあって、ブログを書くエネルギーがでませんでした。。
さてそんな中で、中学受験のリアルを描いた小説『翼の翼』を読みました。
中学受験をする家庭がとてもリアルに描かれており、親として心を動かされ涙した本でした。以下、ネタバレになりますが感想を書かせてください。
(※ネタバレを含みます。ご了承ください!)
あらすじ
翼の翼 (光文社文庫) [ 朝比奈あすか ]
ひょんなことからテレビで流れていた一斉テストを受けた翼、当時は小学2年生であったがテストの成績も良く、入塾を勧められた。
母親である貴子は勉強も運動もそつなくこなす息子が密かに自慢であり、期待もしている。中学受験経験者の夫や義理家族からのプレッシャーもあり、進学塾に入り、No. 1の中学を目指していくストーリー。
感想
親としてなんとも考えさせられる本でした。中学受験をしたことがない私は、流行りの中学受験がどんなものか勉強したくて読んだ一冊でした。
読み終わってまず思ったことは、
◯こどもの好きを大切にする
◯早期教育の結果は本人のやる気次第で変わる。お金をかけたからといってその対価が返ってくるわけではない。
◯情報に流されやすい親は中受を避けた方がいいかも。
◯親の期待からテストの改ざんやカンニングなど不正行為に走ってしまう子どももいる。
衝撃的だったシーンは、やはり塾のトップクラスにいた翼がテストの改ざんを行っていたこと。こどもに不正行為を行わせてしまうほど、親が、親族が、無意識に追い詰めてしまっていたことに胸が痛みました。
あと、こどもが幼いうちから偏差値重視や学歴主義になってしまうことも弊害があるなあと気付かされました。
私はこどもが安定した明るい未来を築いていってほしいと思って中学受験を考えたのですが、それが逆にこどもの精神を壊してしまうのであれば中学受験はすべきではないのだなと思いました。そもそも本を1冊読んだだけで考え方がこんなに変わるなら私は中学受験に向いてる親ではないのでは。。。?と思います。
幸い、地域の公立中学校は評判も良く、その中学校からも毎年優秀な高校に行っている子がいるので、塾にしっかり行かせれば高校受験も大丈夫かなと思います。
息子が中学受験をするかどうかは環境が決まるでしょう。小学校でお友達の影響を受けたらするかも。。?
私立でも公立でも対応できるように情報やお金をしっかり準備しておこう〜と思った今日この頃です。
中受についてはこれからも情報を探っていこうと思います。また更新します♬







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