こんにちは!こんだちゃんです。
今回は、私が28歳で経験した大失恋とその後についてお話します。
今、辛い思いをされている方、悲しい思いを抱えている方のささやかな光になれば幸いです。
28歳で元カレに振られた
私は、趣味のサークルで出会い2年半お付き合いした方(1個上)と28歳の時に振られました。交際経験が多くなかったですが、当時付き合ってきた人の中で一番相性の良い方でした。
「2年後、3年後も自分が結婚したいと思っているかわからない」と彼から言われ、当時結婚願望の強かった私は身を引くことを決意しました。
当時、彼から「12月に部屋の更新だから同棲しない?」と言われており、私は「同棲するなら結婚をちゃんと考えてね」と伝えてきたなかで話が嚙み合わずモヤモヤしていたところでした。今思うと、このころにはもう彼の気持ちが私から離れていました。
私の転職活動が落ち着き、勤務地がわかったころで、彼に連絡したら2日間返事がなく電話をかけたところ、上記の結婚に対する気持ちを聞きました。その時に私は、「結婚はとりあえず置いておこう」とすがってしまったのですが、彼に「それはだめだよ」と言われ、別れの決心がついてるなと判断しました。
そして、2日後に最後に会うことになり、借りていたもの、合鍵、感謝の気持ちを込めたお手紙を渡して、最後、「今までありがとう、体調に気をつけてね」と5分くらいでその場を去りました。
最後に会う日は、髪形をバッサリショートにしたので(彼がショートが好きだったのでこれは意地です笑)、彼は驚いていました。
当時は、心からこの人しかいないと思っていました。成木を引き裂かれるような気持ちでした。
この別れの後に、彼との思い出がありすぎたサークルは、1年間お休みをした上で、辞める決意をしました。
28歳 周りの人が急に離れていった時期
28歳は、びっくりするほど周りから人が離れていく年でした。
運命だと信じて止まなかった人との別れ(失恋)、
新卒からお世話になった会社との別れ(転職)、
そして生活の中心だったテニスサークルとの別れ(仲間との疎遠)、
神様のイタズラなのか抗うことのできない何かが私の周りにはありました。
また忘れられないのが失恋を癒すためヨーロッパへ一人旅をしようとしたときに、
コロナが大流行してしまい、直前で行けなくなり20万円が水の泡になったことです(泣)
28歳の時は、厄年又は人生のステージが変わる年だったのかなと思います。
人を許さないことは、自分が傷ついていく
2年間、私は元カレを許すことができませんでした。
自分を裏切った元カレを、今も悠々と社会人サークルでみんなと楽しく趣味を続けている彼を、「元カレが今の職業に就いたのは私が応援していたからで、それを裏切ったのだから不幸になってしまえ」とずっとそう感じていました。その負の思いをずっと抱えていました。でも、そんな気持ちを抱え続けることは辛く、負の感情を思い返すたびに自分の心が傷ついていきました。
ある日、その苦しみから放たれたくて、一人で神社に行きました。今までは存在すら知らなかった神社です。その神社でお願いごとをした帰り道、また苦しみがぶり返してしまい、ふと思ったのです。
「もう許そう。もうこの苦しみから逃れたい。許す、自分がされたことも全部、
ずっと許せなかった自分も含めて全部許して次にいこう。」と。
そしたら、目の前の世界がカラーになりました。
白黒で止まっていた時間がカラーになり、さらさらと優しい時間が流れ始めました。
「これから止まっていた時間を取り戻そう、2年間見れなかった景色を楽しみたい。」
30歳 人生が再び動き出す
誰かを許せたとき、私の人生は再び動き始めました。
気持ちが前向きになり、憑き物が取れたように、今までの自分を取り戻すことができました。
当時お付き合いをしていたかえる君との結婚も決まりました。
全てが順調なわけではないですが、今は幸せです。
前よりも大人になった考え方で、かえる君と優しい毎日を過ごしています。
最近知ったのですが、スウェーデンにこんな諺があります。
「愛すること、許すこと、そして忘れることは人生の三つの試練」
私にとって元カレは「許す」ということを知るために出会った人なのでしょう。
終わりに
死に物狂いで生きた2年間、今となっては自分を強くしてくれた当時の思い出が宝物です。
(もう経験したくないですが(笑))
でも確かに耐えた2年間、あの日々を乗り越えた自分は本当に誇らしいです。
センシティブな年齢で腐らずよく耐えたと思います。
もし今、このページを見ているみなさんが同じような経験をされていたら、
自分を本当に大切にしてください。
全ての人がアラサーで失恋をするわけじゃないけれど、人には必要な経験があって、それを乗り越えた先に必ず幸せが待っています。
あなたはすごい。
あなたは素敵な人だよ。
腐っちゃダメだよ。
できる、あなたなら乗り越えられる。
私はそんなあなたを心から応援しています。
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