「百塔の町」「ヨーロッパの魔法の都」などプラハを称える言葉は数多くあります。
12月のプラハはその美しさをより際立たせ、来た者は魅了されるでしょう。
この記事では12月のプラハをより満喫できるよう、筆者が実体験で得たポイントをご紹介します。
プラハのクリスマスマーケット
東欧に位置するチェコは、ヨーロッパの観光地としては、日本であまり有名ではありません。ですが、中世の街並みが残る旧市街をはじめ、街全体が絵本からでてきたように美しく古都の魅力が感じられます。
また、クリスマスマーケットといえばドイツが有名ですが、プラハのクリスマスマーケットも世界各地から人々が集まり人々で賑わっています。
プラハのクリスマスマーケットで有名な場所が旧市街広場です。ここでは、日本では見ることのできないスケールの美しいクリスマスツリーとライトアップされたティーン教会、お店が街を彩ります。
旧市街広場のシンボルと言えるティーン教会などに囲まれた空間はまるで絵本の世界のよう。日本ではディズニー・ランドやディズニー・シーでしか味わえない世界観がそのまま都市として実在しており、どこを見ても美しく、誰が見ても見とれてしまうような景色が広がっていました。
12月プラハ 寒いと聞くけど服装は?
筆者が訪れた2022年12月末のプラハは最低気温−4℃~最高気温8℃前後でした。
日本だと東京よりは寒く、東北地方並みの寒さでした。(最高気温8℃はプラハでは珍しい程高いです。) -10℃はいかなかったので、北海道より暖かいと思います。
プラハの朝~夕方の服装でおすすめなのが、
「暖かいダウンコート+トップス+ヒートテック」です。
個人差もありますが、日中はたくさん歩くためセーターを着ると暑くなってしまい、冬用の長袖が丁度良かったです。
しかし夜になると冷え込むので、着脱しやすいユニクロのウルトラライトダウンを用意しておくといいと思います。手袋もあると良いです。
[無印良品] インナートップス 綿とウールで真冬もあったか長袖Tシャツ レディース チャコールグレー 婦人S
靴は、スニーカーやムートンブーツなど歩きやすい靴がおすすめです。
プラハの舗装は石畳なので、ヒールはおすすめできません。景観に配慮した昔の面影が残る石畳の舗装ですが、足に負担がかかるので、歩きやすい靴を選んでください。
12月のプラハ おすすめのコート
コートはフード付きのダウンコートをおすすめします。
ヨーロッパの冬は東京より寒いので、登山用のアウターや防寒に優れたアウターがあると良いでしょう。
「CANADA GOOSE(カナダグース)」や「MOUCLER(モンクレール)」を着ている人もいましたが、「THE NORTH FACE(ノースフェイス)」といった登山用のアウターを着ている人も多かったです。
また、12月のプラハは少量のパラパラとした雨が降ります。(日本の梅雨程降りません。)傘を持つほどの雨量ではないので、フードがあると便利です。
両替は事前にするべし!チェコの小銭は必須!
プラハ行く際は、前もって両替をしておきましょう。(できれば小銭も)
電車やバスの切符を購入する際や公衆トイレを利用する際に、小銭のみ利用でき、カードや紙幣が使えないところが多いです。そのため小銭は必須です。
日本で外貨を両替する場合は紙幣のみ取り扱っているお店が多いですが、紙幣のみでも持っておくと、プラハについた際に近くのコンビニなどで両替できるので、事前にチェコの通貨は用意しておきたいところです。
日本で両替する場合
私はトラベレックスで両替しました。日本でチェコの通貨を両替できるところは少ないです。また、チェコの通貨はそのお店に在庫がなかったりと、取り寄せに一週間ほど時間がかかりました。旅行が決まった際は、最低でも1週間前にはお店に行くことをおすすめします。
プラハの公衆トイレ
プラハの公衆トイレは街中に多く設置されています。
ただし、そのほとんどが有料の公衆トイレです。
美術館などの有料施設やレストランでは無料で利用できましたが、カレル橋周辺やプラハ城周辺はほぼ有料です。
値段は10チェココルナ〜20チェココルナです。(日本円で50円~100円前後)
有料トイレではクレジットカードは使用できず、ほぼコイン一択です。一部ユーロが使えますが、ユーロの方が高くつく場合があります。
冬は特にトイレが近くなる季節なので、いざという時のためにコインを持っておくことをおすすめします。
美術館やレストランのトイレはこまめに行くようにし、有料トイレは万が一としておきたいです!
最後に
日本ではメジャーでないプラハですが、プラハの町に足を踏み入れれば、あなたもプラハの美しさに魅了されるはずです。絵本の中の世界にぜひ行ってみてください。
コメント